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タイヤの基礎知識 初級編3タイヤの点検

タイヤは路面と接する唯一の部品で、常に大きな負担がかかっていますから、安全のため日常の点検を行う必要があります。危険な状態のままで走行すると制動距離が伸びたり、いきなりバーストする恐れがあり、大変危険です。
タイヤ異常を事前に察知することは安全につながります。
日常の点検はしっかり行いましょう。

日常点検4項目とその方法

1溝の深さ

溝の深さが十分であるかをスリップサイン(ウェア・インジケーター)などにより点検してください。

スリップサインとは・・・

タイヤの使用限界サインで残り溝が1.6mm以下になると現れます。
スリップサインが現れたタイヤは大変危険なため法律上使用出来ないことになっています。タイヤサイドに▲印がある接地面にあります。

2空気圧

タイヤの接地部のたわみの状態により、空気圧が不足(または過多)していないかを点検してください。

空気圧は・・・

低すぎても高すぎてもいけません。カーメーカーが指定した空気圧に調整しましょう。カーメーカー指定の空気圧は運転席ドア開口部に明記されています。空気圧はタイヤが冷えている時に測定しましょう。

3偏摩耗(異常な摩耗)

タイヤの接地面に極端にすり減っている箇所がないかを点検してください。

偏摩耗とは・・・

接地面中央部分だけが極端に摩耗した「センター摩耗」や、ショルダー部分が極端に摩耗した「片減り」などを言います。 偏摩耗を予防するにはローテーションを適切に行うことが大切です。

4ひび割れ、キズ(亀裂、損傷)

タイヤの全周に著しい亀裂や損傷、クギ、石、その他の異物が刺さったりしていないか、またサイドや溝の底にひび割れがないかを点検してください。

タイヤは劣化します!

タイヤはゴム製品のため、経年変化を起こし時間とともに劣化しますから、古くなったタイヤはひび割れを発生します。溝が残っていてもひび割れが発生したタイヤは要注意です。

タイヤに異常があるとこんなに危険!!

1すり減ったタイヤはこんなに危険!!
摩耗したタイヤは制動距離が大幅に伸びる!!

スリップサインが現れると約32%も伸びる。
残溝が3.2mmあっても約25%も伸びてしまいます。

ハイドロプレーニング現象も起こりやすくなります!!

タイヤが浮き、ハンドルが効かない状態がハイドロプレーニング現象。
すり減ったタイヤは雨の日は特に危険です。

カーブでも踏んばりが効かず危険!!

すり減ったタイヤはカーブで踏ん張りが効きませんから、スリップを起こしやすくなります。

2空気圧異常のタイヤはこんなに危険!!
ハンドルを取られたり、偏摩耗やキズを受ける原因に!!

空気圧に異常があると、タイヤを早く劣化させたり、偏摩耗を起こしたり傷を受けやすくなり危険です。
ドライブ中にハンドルを取られたり、燃費にも影響を与えます。

3偏摩耗しているタイヤはこんなに危険!!
偏摩耗は異常振動の原因、タイヤも長持ちしません!!

片減りやセンター摩耗は早期摩耗の原因になり、タイヤ寿命を短くします。
異常振動を起こすこともあり危険です。特にFF車の前輪内側は減りやすいので早めにローテーションしましょう。

4キズ・ひび割れのあるタイヤこんなに危険!!
キズ・ひび割れのあるタイヤはバーストの恐れあり!!

傷のあるタイヤ、釘や異物の刺さったタイヤ、サイドウォールや溝の底にひび割れ(クラック)のあるタイヤは、ドライブ中突然バーストする恐れがあり大変危険です。

あなたの疑問に答えるQ&A

日常点検はどれくらいの頻度で行なったら良いのですか?

普通自動車の使用者は「自動車の走行距離や運行時の状態などから判断した適切な時期に、自分の責任において点検を行なわなければならない。」とされています。全て自分の責任と言うことですから、安全のためできるだけこまめに点検を行なうよう心掛けたほうが良いでしょう。
また、カーディーラー、カーショップ、SS等に行かれた時は、プロの目でしっかり点検してもらいましょう。

タイヤの空気圧の確認は目視でわかりますか?

タイヤの空気が抜けてくるとタイヤのサイドウォール(側面)にたわみが出る為、目視でも確認できますが、タイヤのサイドウォール部が低い、ロープロタイヤの場合、空気圧不足は見た目ではわかりにくくなります。
必ずエアゲージによる点検も行なってください。

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