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| まさに猛暑!!と呼ぶに相応しいほどの強烈な日差しが照りつける中、D1 GRAND PRIX第3戦(EBISU)が開催されました。 |
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| 目下2連勝中と手が付けられない強さを見せつける風間靖幸選手を誰が止めるかに注目が集まり、「STOP THE KAZAMA!!」と銘打たれた今大会。11名がシード選手として出場。前日行われた予選通過者20名を合わせた合計31名のドライバーにより行われた。 GOODYEAR EAGLE REVSPEC RS-02勢の決勝ラウンド出場選手は、4ドアセダンのローレルを駆りキレた走りの中にも上手さのある戸谷教嗣選手(C35)、 |
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| そしてこちらも4ドアセダンのセフィーロにRB26エンジンを換装してパワフルな走りで上位を狙う春山隆選手(A31)、 |
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| 発売から20年近く経過した昭和のマシンのソアラを駆って他の最新鋭マシンと同等以上の走りで観客を魅了する、時田雅義選手(MZ12)の計3名。 |
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| D1 GRAND PRIX SERIES第3戦が行われた、おなじみのエビスサーキット南コース。 コース幅も比較的狭く、アップダウンが激しい。特に最終コーナーから審査員席が設置された1コーナーへドリフトで駆け下ってくるマシン達は大迫力! 今回、1コーナー外側や最終コーナーが改修されてライン取りの自由度が増えた。しかしながら東北のドリフトのメッカであるこのコース、多くのドライバーがこのコースを走りこんでおりレベルの高い争いが予想され、小さなミスが勝敗のポイントになる事が予想される。審査員、ギャラリーの視線は最終コーナーからストレートへの飛び込みと1コーナーのアプローチで、どれだけスピードを乗せて駆け下ってこれるかに集まった。 そしていよいよ1回戦単走、スタンドを埋め尽くしたギャラリーが待ちわびる中、まずは大本命風間選手がスタート。3本共に、危なげない走りで高得点。しかし、それ以上に場内を沸かせたのが、3番手に登場の『のむけん』こと野村選手。いつも通りの白煙・角度に加え2ドア勢に負けないスピードで、審査員・ギャラリーの度肝をぬき、何と3本とも100点を獲得。優勝候補へと躍り出た。 |
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| そんな走りをみて黙っていられないのがD1ドライバー。レベルの高い戦いの中、普通にドリフトしているだけでは勝ち上がれない、各ドライバーともに限界に挑むドリフトでアピール。 そんな中、GOODYEAR勢の先陣をきって登場したのが戸谷選手(C35)が登場。 まずは1本目、最終コーナーからストレート進入での路面のギャップにステアリングをとられたのか、リズムを崩し1コーナー進入の振り出しが遅れ、そのままアウトラインへ膨らむのを抑えきれずに減点。2、3本目共にリズムをつかめないまま、走りを決められず終了となってしまった。 |
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| 続いて時田選手(MZ12)の登場。審査員一同が口を揃えて、「あの車、本当に20年前の車なの?」と言わしめるほどのドリフトを披露。3本共に安定感のある走りと独特の雰囲気を放つマシンでギャラリーを沸かせ、高評価を得て終了。 |
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| 続いて春山選手(A31)が登場。本人が一番重視していたという最終コーナーからストレートへの進入が決まるも、2コーナーでリヤを押さえきれずに痛恨のハーフスピン。 続く2本目も失敗に終わったものの、望みをかけて挑んだ3本目、迫力あるストレートへの進入から、この日1番の走りを決めてベスト16への期待を残して終了。 |
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| 結果、不完全燃焼の走りが悔やまれる戸谷選手、安定した走りで観衆を沸かせた時田選手が惜しくも17位と、あと一歩のところで涙をのみ1回戦で姿を消したが、ラスト1本ですばらしい走りを見せた春山選手がBEST16へと駒を進めた。 追走1回戦、まずは野村選手と上野選手の対決で幕開け。やはり単走から好調な走りを維持する 野村選手が勝利、順調に勝ち上がっていく。 |
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| そしてもう一方で、現在ランキング1位、今もっとも乗れているドライバー風間選手も勝ちあがる。 |
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| いつもの展開が予想される中、この後ひとりのダークホースにより、D1至上類をみない大波乱の展開が待ち受けているとは、この時、誰も考えていなかった。 |
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| そしてGOODYERA勢で唯一、ベスト16へ進出した春山選手(A31)の登場。相手は
HKS S15シルビアを駆り、人気、実力ともにナンバー1との呼び声も高い、谷口選手。 まずは谷口選手が先行で春山選手後追いの1本目、絶対的な速さで勝るS15に必死に食らいつくも1コーナー進入で振り出しのきっかけを掴みきれず痛恨のアンダーステア。大きくアドバンテージを取られてしまう。 |
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| 捨て身で望んだ春山選手先行の2本目、1回戦を彷彿させる走りでシルビアと5分の結果に持ち込む。 |
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| しかし1本目のミスによる減点を取り返すには至らず、残念ながら1回戦で姿を消す事となった。 決勝は、ここまで好調な走りで順調に勝ち上がりシリーズ戦で悲願の初優勝を狙う野村選手。対するは、並み居る強豪シード選手を倒して勝ちあがってきたプライベート参戦の日比野選手(AE86)の対決となった。 かたやD1の人気ナンバー1、4ドアセダンにこだわり続けてきた野村選手。そして後追いの強豪シード選手がミスを犯してしまうほどの驚愕の走りっぷりを見せる日比野選手。両者共に強烈な見せる走り、どちらが勝っても初優勝、といった状況に暑さを忘れて会場のボルテージが一気に上がる。 |
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| 先行野村選手、後追い日比野選手で始まった1本目、いきなり波乱が起きた。1コーナーを抜けた野村選手が2コーナーでわずかにアウトに膨らんだ。それを見逃さずインを突いてきた日比野選手が接触、幸い両者共にマシンのダメージは少なく、お互いのミスということでイーブン。2本目へ突入、どちらも引かない走りで決着がつかず、大会審査員の織戸学氏による名言(?)「夏はやっぱり!」「サドンデス!!」の合言葉と共に舞台はサドンデスへと突入。 |
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| 両者一歩も譲らない走りを見せ続けるも、サドンデス3本目、1コーナーから2コーナーにかけて、わずかに後追いの日比野選手のドリフトアングルが戻ってしまう。 野村選手がアドバンテージを得て迎えた4本目、両者共にノーミスでクリヤー。ついに決着がつき、野村選手が日比野選手を下し、D1GRAND PRIXシリーズ戦、涙の初優勝を飾った。 3連覇をかけた風間選手のマシントラブルによるリタイヤ、優勝候補と呼ばれつつも、ミスやクラッシュにより敗退した強豪シード選手達、その強豪選手達を強烈な走りで翻弄し、見事決勝まで勝ち上がった、日比野選手の登場と波乱づくしの今大会は幕を閉じた。 |