Motor Sports Archive
race result_Round.4 AutoPolis
D1 SERIES .Rd4. 超高速クレイジーバトル!!
GOODYEARGOODYEAR
まだまだ真夏の暑さが厳しい、南国、九州でD1 GRAND PRIX第4戦(AUTOPOLIS)が開催されました。
前回、シリーズ戦で涙の初優勝を飾り地元へ戻ってきた、九州ドリフター達のカリスマ、野村謙選手、GTドライバー、谷口信輝選手など9名がシード選手として出場。前日行われた予選通過者23名を合わせた合計32名のドライバーにより行われた。
今回、グッドイヤー装着ドライバーは残念ながら決勝ラウンドに駒を進めることが出来なかった。
GOODYEARGOODYEAR
今回第4戦が行われた、D1 GRAND PRIX初開催のオートポリスサーキット。F1なども走行したことのある、国際格式のサーキットであり、GT選手権等、国内のビッグレースなども開催される、国内でも屈指の大型サーキット。今回の審査コーナーは2万人を収容することが可能な大スタンド席にぐるりと取り囲まれた、最終コーナーの1区間を使用。コーナーのRが85Rと大きく、3速全開、車種によっては4速全開となり、コーナリングスピードは120キロオーバー!!の超高速コーナー。普通に走っても速度の乗るこのコーナーへ今回はなんと、ホームストレートからの逆走!!によるスタート。
進入最高速度は180キロに達し、尚且つ、下りコーナーとなるため、1コーナーへの進入速度、ライン取り、微妙なアクセルワーク等、どれかひとつでも噛み合わないと大きなミスへと繋がる難コース。比較的、ミニサーキットでの開催が多い普段のシリーズ戦とは一線を画すハイスピードバトルに各ドライバー共に苦戦を強いられることとなる。
しかしながら、そこはやはり魅せる走りが信条のプロドリフトドライバー達、D1 GRAND PRIX九州開催は年に一度、さらに夏休み期間中ということもあり、九州全土および近県から駆けつけ、スタンドを埋める大勢の熱いギャラリーを前にボルテージも上がり、素晴らしい走りを披露。なかでも、ハイパワー車有利かと思われたこのコースで特に目立っていたのが、前回Rd.3エビスでの大躍進も記憶に新しい、日比野哲也選手をはじめ、地元開催ということもあり、このところの不調を吹き飛ばすかのような走りをみせる、植尾勝浩選手などのAE86勢だった。
GOODYEARGOODYEAR
審査コーナーが下りの超高速コーナーということもあってか、微妙なアクセルコントロールに苦しむハイパワー車勢に対して、ローパワーなAE86で、ダートに飛び出し、エアロ破損もお構いなし、ひたすら全開!全開!で駆け抜けていくその走りに観衆は大興奮!! 審査員も高評価。結果、じつに7台ものAE86が決勝ベスト16へとコマを進めた。
その他、前回覇者であり地元九州の野村謙選手、GT選手権などでも活躍中の谷口信輝選手、前回トラブルに泣き今回の予選中もクラッシュするなど、不運に見舞われつつもメカニックの必死の作業により、何とか決勝に間に合わせた風間靖幸選手なども順当にベスト16へとコマを進めた

スタンドには年に一度のD1シリーズ観戦に興奮を隠しきれずに待ちわびる大観衆、そしていよいよ決勝トーナメントの幕が切っておとされた。まずは風間選手VSドリフト侍選手、ドリフト侍選手健闘するも、風間選手の勝利。
GOODYEAR
続いて、前田選手VS植尾選手のAE86対決、どちらも久々のベスト16進出ということもあり、のっけから両者ヒートアップ、熱い走りを披露。結果、地元ということで多少気合が入りすぎたのか、植尾選手がコースアウトしてしまい、残念ながら敗退。前田選手が2回戦進出。
GOODYEAR
次はいよいよ、のむけんこと、野村選手の登場。
場内はさらに大歓声に包まれた。対するはトラストS15を駆る、川畑選手。両者一歩も譲らずサドンデスに突入し、川畑選手善戦するも、かろうじて野村選手に軍配が上がった。
GOODYEAR

続いて登場、谷口選手。対するはAE86勢の中でも好調の平岡選手、しかしそれ以上に好調な走りを見せた谷口選手が勝利。その後も各ドライバーの激しい走りに会場のボルテージも上がる。
GOODYEAR

そして回は進みベスト4が出揃う。好調AE86軍団の一角、前田選手などを貫禄の走りで下し勝ち上がってきた風間選手。今大会、一際キレた走りで、前回の覇者、現在ポイントランキングでも同ポイントと争う野村選手を破り勝ち上がってきた谷口選手。AE86勢の中で、スムーズながらも時折激しい走りで強豪熊久保選手などを倒し、勢いに乗り久々の上位に食い込んできた吉岡選手。新鋭、日比野選手を下しノリノリで上がってきた、審査員織戸学氏の一番弟子?林田選手を下しベスト4進出を決めた三木選手。
GOODYEARGOODYEAR
GOODYEARGOODYEAR
そしてまずは、前回エビスでの対戦で勝負には勝つも、マシントラブルによるリタイヤで涙をのんだ風間選手。そのリタイヤによって、多少後味の悪い勝利となった谷口選手。この二人の因縁の対決から幕が上がった。風間選手先行の一本目、両者共に迫力の走りで観衆をわかせるもわずかながら風間選手にアドバンテージ。迎えた二本目、後がない先行谷口選手のまさに気迫のこもった突っ込みに、風間選手が必死に食らいつくもスピードを殺しきれずに追突、谷口選手のマシンをグラベルへ弾き飛ばしてしまう。このクラッシュで、風間選手のマシンは右フロントのタイロッドを破損。谷口選手のマシンもホイールなどにダメージを負ってしまう。この風間選手の追突が反則となり、逆転で谷口選手が決勝へとコマを進めるが、果して、マシンの修復は間に合うのか・・・
GOODYEAR

続いてもう一組のベスト4、AE86吉岡選手VS S15三木選手の戦い。今大会、好調なAE86勢のなかでもっとも安定した走りで勝ち上がってきた吉岡選手。かたや人気、実力共に急上昇中の三木選手。どちらも激しい走りをみせるも、三木選手のミスにより吉岡選手に軍配が上がった。毎回、優勝候補と呼ばれ、上位に勝ち上がるものの、またしてもここで三木選手は涙をのんだ。久々のベスト16でなおかつここまで上がってきた吉岡選手の走りは素晴らしく、勢いを感じさせるものがあった。
GOODYEAR

D1ドライバー達の熱い走りと、息もつかせぬ展開にヒートアップする観衆が待つ中、いよいよ決勝戦が始まる。風間選手とのクラッシュにより出走が危ぶまれたものの、メカニックの必死の作業により何とか間に合った谷口選手。並み居る強豪を倒し、前回エビスRd、AE86日比野選手の大躍進を思い起こさせる走りで勢いにのる吉岡選手。どちらが勝ってもおかしくない状況の中、まずは1本目、谷口選手先行でスタート。1,2コーナーの進入スピード、角度は谷口選手がリードするも3コーナーで吉岡選手が追いつく走りをみせイーブン。
2本目、吉岡選手先行でスタート。1、2コーナー進入こそ谷口選手には劣るものの、迫力の角度と3コーナーでもAE86というパワーの劣るマシンで、HKS S15をふところに飛び込ませないスピードで互角の勝負を見せる。審査員が審議に入るなか、観客もわかっているかのように拍手喝采、サドンデスを要求。そしてドライバー二人もわかっているかのように、それに答えるべくスタート地点へともどって行く。そして舞台はサドンデスへ突入。
両者1,2本目同様一歩も譲らない走りをみせ、観衆も再度、サドンデスを要求するも、審査員から決着の声。ざわめきが起こる中両者がスタンド前に到着、会場が静まりかえる。
そして発表、どちらも甲乙付けがたい走りをみせたものの、わずかながらではあるが進入の角度、迫力が勝った、谷口選手が見事栄冠に輝いた。まさにGTドライバーと言わんばかりのスピードと迫力をみせてくれた谷口選手、それに勝るとも劣らない素晴らしい走りをみせてくれた吉岡選手。この両者への大観衆からの割れんばかりの歓声と大きな拍手でD1 GRAND PRIX Rd.4 AUTOPOLISは幕を閉じた。
GOODYEARGOODYEARGOODYEAR
GOODYEARGOODYEARGOODYEAR