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4月16日 4月17日

D1 SERIES .Rd2. ベイサイドバトル!!

アメリカで行われた、開幕第1戦から約2ヶ月。冷たい夜風が吹き付ける東京副都心、お台場特設コースにて、待ちに待った日本国内開幕戦、D1 GRAND PRIX第2戦(DAIBA)ナイターバトルが開催されました。

2年連続で開幕アメリカ戦を制した「ワクワクさん」こと風間靖幸選手を始め、開幕初戦にポイントをGETしたGOODYEARサポートドライバー、高橋邦明選手、松田豊久選手を含む16名がシード選手として出場。さらに前日の日光サーキットで行われた予選(参加台数73台)の中から通過した12名を合わせた合計28名のドライバーにより行われた。

GOODYEAR EAGLE REVSPEC RS-02 サポートドライバーからは、今回からカラーリングも一新したキャンディーレッドチェイサーでおなじみの高橋邦明選手(JZX100)。

踏みっぷりの良さと熱い走りが魅力の、松田豊久選手(AE86)がシード選手として参加。

前日の日光予選から見事に勝ち上がった、箕輪慎治選手を含めた計3名が出場した。

D1 GRAND PRIX SERIES第2戦が行われた、ここお台場特設コース。MAXスピードこそ高くはないものの、全開で高速1コーナーへ飛び込み、ドリフト中にシフトダウン、低速2コーナー(通称、駅前コーナー)へのアプローチと難易度も高い。また、通常のサーキットとは異なりエスケープゾーンがほとんど無く、コンクリ―トウォールに囲まれており、路面のギャップも激しいため、クラッシュ=即、走行不能となりかねない、危険度の高いコース。

今回の審査基準は、高いスピードを保つのはもちろんのこと、高速1コーナー進入時の振り出しの早さと角度をつけた状態でいかに審査員席に向かってマシンを飛ばせるか、そしてその後の低速駅前コーナーのクリップをきちんとついているかに注目が集まった。

そしていよいよ、1回戦単走の幕開け。まずは、開幕戦2年連続覇者、風間選手(S15)がスタート。1本目からいきなりのハイスピード&審査員席ギリギリをかすめる強烈な走りで、場内から大歓声が沸き起こる!! その後も続々と高得点をマークするD1ドライバー達の走りに会場はヒートアップ!! 今までにないほどのハイレベルな戦いが繰り広げられた。

そんな中、GOODYEAR REVSPEC RS-02勢の先陣をきって、高橋選手(JZX100)が登場。1本目、コンクリートウォールギリギリの走りに歓声が上がるも、アウトに多少流されたと言う評価。2本目も同様に豪快な進入を見せるも審査員席前のスポンジバリアにリヤがヒット、ドリフトが戻ってしまい減点。後が無くなった3本目、1,2本目のミスを見事に修正し、さらに審査員席ギリギリまでマシンを飛ばしてきた強烈な走りに場内大歓声、審査員も絶賛!!

結果、99.50の高得点をマークして終了。

続いて、松田選手(AE86)の登場。迎えた1本目、松田選手ならではのアクセル全開音と共にハイスピードで1コーナーに進入、若干、駅前コーナーのクリップを指摘されるもまずまずの走りを披露。2本目、角度のあるドリフトで進入するも痛恨のスピン。迎えた3本目、4AGサウンドを轟かせる豪快な角度のついた進入から正確なラインコントロールで駅前コーナーのクリップも見事につく走りを見せ、場内から歓声が沸き起こり、99.00の高得点をマークして終了。

続いて、箕輪慎治選手(AE86)の登場。初めてのコースに苦戦を強いられるかと思われたものの、AE86らしいNAサウンドと安定感のある素晴らしい走りを披露。98.50をマークして終了。

26日に行わBEST16進出者のうち14名が99点台という非常にハイレベルな戦いとなった1回戦単走。

結果、高橋選手(JZX100)、松田選手(AE86)の2名がBEST16へと駒を進めた。

初登場ながら、素晴らしい走りを披露した箕輪慎治選手。高得点をマークしながらも、残念ながらここで姿を消すこととなった。

追走1回戦、まずはD1随一の安定感を誇る、予選1位通過の今村選手(FD3S)と、今年からついにD1ドライバーとして参戦してきた予選ギリギリ16位通過の新人織戸選手の対決。1本目、先行する今村選手を後追い織戸選手が進入から懐に飛び込み、完全に抜き去る見事なオーバーテークドリを披露。織戸選手の勝利で幕開け。単走とは違う、追走の激しさとスリル満点の走りにギャラリーも大盛り上がり!! 

そしてGOOD YEAR REVSPEC RS-02勢から、まずは松田選手(AE86)の登場。相手は川畑選手(S15)。川畑選手先行、松田選手後追いで迎えた1本目。松田選手、果敢に攻め込み懐に飛び込もうとするも、差を詰めることができず、川畑選手有利の判定。

続いて前後を入れ替えた2本目、強烈な角度で1コーナーへ進入してきた松田選手のマシンと懐に飛び込んできた川畑選手のマシンがあわや接触かと思うほど接近し、一瞬会場がどよめいたもののギリギリのところでお互いのラインがクロスし無事に2台共に駆け抜けた後、会場からは大きな拍手が。結果、2本目は若干、松田選手のほうが上という評価をうけるも1本目の差を埋めることが出来ず、残念ながら松田選手はここで敗退となった。

続いて高橋選手の登場。相手は谷口選手(SXE10)。高橋選手先行で迎えた1本目。
振り出しの早さと強烈な角度で4ドアセダンならではの迫力の進入を見せるも、スピードを押さえきれずにアウト側に流れたところへ谷口選手が飛び込み、オーバーテークを許してしまう。

アドバンテージを取られて迎えた2本目、谷口選手のスピードに食らいついく進入の飛び込みを見せるも、審査員席前で痛恨のスピンを喫してしまい万事休す。残念ながら高橋選手はここで敗退となった。

決勝は、切れ味鋭い走りを取り戻し、久しぶりに勝ち上がってきた、2002年度のチャンピオン植尾勝浩選手(AE86)。対するは、こちらも昨年後半、突然のマシンチェンジ以降、上位から遠ざかりつつも、ここへきて本来の強さを発揮し、決勝へ駒を進めてきた谷口信輝選手(SXE10)の対戦となった。
植尾選手先行、谷口選手後追いの1本目。久々の決勝でお互い気合いが入りすぎたのか、まずは進入で谷口選手が完全にドリフトが戻ってしまうミスで勝負あったかに思えたのもつかの間、直後の駅前コーナーで植尾選手が単独スピン!!その後、D1史上類を見ないサドンデス合戦が始まり、ワンミスで勝負が決まるスリル満点の展開に寒さを忘れるほど会場はヒートアップ!!そして迎えたサドンデス5本目、またも一歩も譲らない走りで駅前コーナーを抜けた瞬間、駆動系のトラブルにより谷口選手のマシンがストップ。これによりついに決着。植尾選手が優勝、

D1の歴史に残る名勝負を繰り広げた両者への大きな拍手と共に、D1 GRAND PRIX Rd.2 「DAIBA」の幕が閉じた。

D1 オールスタースペシャル in DAIBA!!

前日の寒さから一転、心地よい夜風が吹く中、ファン投票で選ばれたD1ドライバー27名によるオールスター戦が開催されました。出場選手は、今年もダントツ一番人気、D1界のカリスマ「のむけん」こと野村謙選手(ER34)。いきなりファン投票3位に選ばれたGTドライバー、織戸学選手(JZA80)。前日のシリーズ第2戦の覇者、植尾勝浩選手(AE86)。今年からニューマシン、インプレッサを投入した熊久保信重選手など強豪選手が出揃う中、GOODYEAR REVSPEC RS-02 サポートドライバーからは、D1最高重量のチェイサーを駆る、高橋邦明選手(JZX100)。

豪快な4ドアらしい走りと独特のキャラで人気急上昇中の春山隆選手(C35)。

Bee Racingスカイライン(HCR32)でエントリー。「暴れん坊」の異名を取る、手塚強選手(HCR32)。

一際異彩を放つ昭和の名車ソアラを駆る時田雅義選手(GZ10)

D1トップクラスの高いスピードと追走で見せる強烈な走りで「狂犬」の異名を取る、浅本昌俊選手(FD3S)。の5名が選ばれた。

いよいよ1回戦単走。まずは人気ナンバーワン、野村謙選手の登場。審査員席前をかすめるギリギリの走りで100点をマーク!! その後もさすがオールスターと言わんばかりに各ドライバー、強烈な走りで高得点を連発!!ギャラリーも大興奮!!

そんな中、GOODYEAR REVSPEC RS-02勢から、まずは高橋選手(JZX100)の登場。他の強豪選手と同様に、審査員席前ギリギリまで飛ばしてくる豪快さとマシンの重さを感じさせない走りを披露し、見事に高得点をマークして終了。

続いて春山選手(C35)。4ドアセダンらしい迫力ある走りを見せるも、マシンが流れすぎて駅前コーナーのクリップにつけないなどのミスが目立ち、苦しい展開のまま終了。

続いて手塚選手(HCR32)。迫力の進入から審査員席前のスポンジバリアにリヤをヒットさせバンパーがもぎ取れてもお構いなし!! ドリフトが戻らないどころか、何事もなかったかのように走り抜け、ギャラリーから大歓声が上がる。その後も1本目同様、スポンジバリアをものともせず、最後にはフロントバンパーももぎ取れる、まさに「暴れん坊」と呼ぶに相応しい走り。

続く時田選手(GZ10)、正確なラインコントロールで走り抜け、審査員一同、絶賛!1本目から高得点をマーク。その後も安定した走りを披露して終了。

続いて浅本選手(FD3S)の登場。1本目、ハイスピードで進入するも、ハーフスピンを喫してしまう。2本目、大きなミスこそないものの、若干、マシンコントロールなどを指摘される。後が無くなった3本目、高い進入速度から角度のあるドリフトを披露し、高得点をマークして終了。

結果、オールスター戦ならではのハイレベルな争いの中、高橋選手(JZX100)、手塚選手(HCR32)、時田選手(GZ10)、浅本選手(FD3S)の4名が見事にBEST16へと駒を進めた。

ベスト16が出揃い、いよいよ追走の開始。オールスター戦ということで、シリーズ戦のポイントは関係無いため、各ドライバー共に、通常のシリーズ戦の走り+魅せる走りのオンパレード!! 会場は一気にお祭りムード一色に。

まずはGOODYEAR勢の先陣をきって、手塚選手(HCR32)の登場。相手は川畑選手(S15)。

川畑選手先行、手塚選手後追いの1本目、進入から川畑選手の背後に張り付き、駅前コーナーで懐に飛び込もうと果敢に攻め込むもわずかに届かず、逆に手塚選手のドリフトが戻ったとの指摘を受け、若干、川畑選手有利の判定。手塚選手先行で迎えた2本目、速い速度から角度をつけて1コーナーへ飛び込んできたものの、そのまま痛恨のスピン! 残念ながら手塚選手はここで敗退。しかしながらその男気溢れる豪快さは、今後の活躍を期待するに十分な走りであった。

続いては、浅本選手(FD3S)。相手は今年から満を持しての参戦、大型ルーキーGTドライバー織戸学選手(JZA80)。織戸選手先行、浅本選手後追いの1本目、織戸選手の進入速度に勝るとも劣らない進入から、駅前コーナーで懐に飛び込んだと思われた瞬間、浅本選手のドリフトが完全に戻ってしまい、織戸選手にアドバンテージ。後がない2本目。両者共に1本目同様、高い進入速度から見事なドリフトを披露。全くのイーブンの判定となるも、1本目の差を埋めることが出来ず、残念ながら浅本選手、ここで敗退。

続いての登場は高橋選手(JZX100)。相手はD1の中でもトップクラスのハチロク使い。吉岡稔記選手(AE86)。吉岡選手先行、高橋選手後追いの1本目。吉岡選手の強烈な進入に食らいつくも、スピードを押えることが出来ず審査員席前のスポンジバリアに激突!! 幸いダメージは小さかったものの、吉岡選手にアドバンテージ。前後を入れ替えた2本目。高橋選手らしい豪快なドリフトと高い速度で、吉岡選手のハチロクを懐に飛び込ませない走りを披露し、ギャラリーからも大歓声が上がる。しかし1本目の差を覆すには至らず、残念ながらここで敗退。しかしながらD1最重量のマシンを振り回すテクニックには審査員一同も絶賛!!ギャラリーからも大きな拍手が送られた。

最後の登場は、時田選手(GZ10)。相手はドリフト侍選手(FC3S)。ドリフト侍選手先行、時田選手後追いの1本目。ストーレートの加速からピッタリと背後につけて、1コーナーから完全にドリフト侍選手の懐に張り付いた時田選手。当たってるのでは?と思う程のビタビタの寄せに、会場は大歓声とどよめきが入り交じった異様な盛り上がりに!! これには審査員一同も「かっこいい!!」を連発!!完全に時田選手がアドバンテージを得る。

前後を入れ替えた2本目。後が無くなったドリフト侍選手が、果敢に時田選手の懐に飛び込もうとするも、1コーナーイン側、コースではないところからの飛び込みで逆に減点を取られる。

これにより見事、時田選手が勝ち上がった。

そして迎えたBEST8戦。相手は高橋選手を下して上がってきた、吉岡選手(AE86)。1本目。1回戦と同様に先行吉岡選手の懐に飛び込むも、駅前コーナーでドリフトが戻ってしまう痛恨のミス]

アドバンテージ吉岡選手で迎えた2本目。

1コーナーに強烈な角度で飛び込んだ時田選手。ギャラリーからも歓声が上がったその直後、またもや完全にドリフトが戻ってしまう! これにより決着。残念ながら時田選手はここで敗退。

しかしながら、旧型のソアラで他のマシンに全く引けを取らない走りと、1回戦で見せた強烈なドリフトは本当に素晴らしいものであった。

決勝はD1随一の安定した強さを誇る、今村選手(FD3S)と久々の決勝進出となった、おなじみチームオレンジの田中選手(S15)。田中選手先行、今村選手後追いの1本目。両者一歩も譲らない豪快なドリフトを披露。フロントノーズを食い込ませた今村選手に若干のアドバンテージ。迎えた2本目。1本目の今村選手以上に田中選手が懐に飛び込んだものの、駅前コーナーでドリフトが戻ってしまい万事休す。結果、昨年に引き続き今村選手が優勝し幕を閉じた。