Motor Sports Archive

D1 GRAND PRIX第3戦(SUGO)

現在ランキングトップの風間靖幸選手。前戦のお台場で見事復活を果たした、植尾勝浩選手などを含む9名がシード選手として出場。更に、前日行われた予選(参加台数76台)から通過した21名を合わせた合計30名のドライバーにより行われた。

GOODYEAR EAGLE REVSPEC RS-02 サポートドライバーからは、男気溢れる豪快な走りのBee☆Rワークスドライバー、手塚強選手(HCR32)。

前戦のお台場に引き続きの予選突破!!箕輪慎治選手(AE86)。

ショッキングピンクカラーも鮮やかな86操る戸ヶ崎功治選手(AE86)。

の3名が出場した。

D1 GRAND PRIX SERIES第3戦が行われた、ここスポーツランドSUGO本コース。昨年のカートコースから場所を移しての初開催となった。審査対象コーナーはホームストレートからスタートし、ほぼ直角に近い1コーナーを抜け、下りの2コーナー、3コーナーまでとなる。

本格的なサーキットということもあり、いつにも増しての高い速度域から早い段階での直ドリ進入後、角度を保ったまま1コーナーを抜け、2、3コーナーを全開で掛け下るという迫力ある走りが予想されるコースレイアウトとなった。

今回の審査基準は、高いスピードを保ちながら、どれだけ1コーナー手前から横を向いた状態で進入し、自然な動きとなるようマシンコントール、且つコース幅をいっぱいに使った迫力ある走りが出来ているかに注目が集まった。

1回戦 単走

そしていよいよ、1回戦単走の幕開け。まずは、風間選手(S15)がスタート。今期の好調ぶりを感じさせる貫禄の走りでいきなり高得点をマーク。その後も各ドライバー、前日悪天候の中行われた予選とはうって変わった迫力ある走りの連発に会場内のボルテージも一気にあがる。

そんな中、GOODYEAR REVSPEC RS-02勢の先陣をきって、手塚選手(HCR32)が登場。

1本目。若干、進入の際にドリフトが戻ったと指摘されつつも手塚選手らしい思い切りの良い走りで高評価。
2本目、高いスピードからの進入を見せるも、1~2コーナー間でスピードを押さえきれずにリヤタイヤをグラベルへ落として苦しい展開。
後が無い3本目、2本目同様に高いスピードでの進入から上手く車速をコントロールしながら迫力ある走りを披露し高評価を得て終了。

続いて、箕輪選手(AE86)の登場。1本目。AE86ならではの全開サウンドを響かせつつスムーズな走りを披露しまずまずの評価。2本目。全開サウンドはそのままに、角度のついた見事なドリフトで審査委員からも「86という車を完璧に乗りこなしている!」と絶賛!!高得点をマーク。3本目。2本目同様、抜群の安定感ある走りを披露し高評価を得て終了。

続いて、戸ヶ崎選手(AE86)の登場。

1本目。こちらもAE86らしいNAサウンドと安定感のある素晴らしい走りを披露。2本目。角度のついたスムーズなドリフトと抜群のライントレースで審査員からも「うまい!」の声があがる。3本目はミスに終わったものの、1、2本目の走りで高得点を得て終了。

結果、手塚選手(HCR32)、箕輪選手(AE86)、戸ヶ崎選手(AE86)、3名全員が見事BEST16へと駒を進めた。

追走トーナメント

追走1回戦。1組目、GOODYEAR REVSPEC RS-02勢の先陣を切って、手塚選手(HCR32)の登場。相手はチームオレンジ、追走の常連田中選手(S15)。

田中選手先行・手塚選手後追いの1本目、ほぼ互角の走りながら、若干手塚選手の角度が浅いということで田中選手有利の判定。

続いて前後を入れ替えた2本目。手塚選手、強烈な角度で1コーナーへ進入、リヤタイヤをグラベルへ落としながらもそのまま駆け抜けていくド迫力の走りで会場を沸かせるものの、1本目の差を覆すには至らず残念ながら手塚選手はここで敗退となった。

続いて戸ヶ崎選手(AE86)の登場。相手は予選トップ通過の佐久間選手(S15)。

佐久間選手先行、戸ヶ崎選手後追いで迎えた1本目。マシンパワーの差を埋めるべく戸ヶ崎選手、必死に食らいつこうと果敢に攻め込むもドリフトが完全に戻ってしまい、佐久間選手にアドバンテージ。

前後を入れ替えた2本目、86らしい限界ギリギリのNAサウンドを轟かせるドリフトで、本来の戸ヶ崎選手らしい走りを披露するも1本目の差は埋まらず、残念ながら戸ヶ崎選手はここで敗退。しかしながらマシンパワーの差で苦しみながらも果敢に攻め込む走りに会場からも拍手が沸き起こった。

続いて、並みいる強豪がひしめく中、見事6位でBEST16へと勝ち上がってきた箕輪選手(AE86)の登場。相手はこちらも前回のお台場戦に続きBEST16へと勝ち上がってきた高山選手(FC3S)。箕輪選手先行、高山選手後追いで迎えた1本目。箕輪選手、高い速度から強烈な角度の進入をみせるも1・2コーナー間でグラベルに落としてしまう。スピードが落ちたその瞬間、高山選手にインを刺されてしまいオーバーテイクを許してしまう。

前後を入れ替えた2本目。マシンパワーの差から進入で離される。必死に食らいつこうと果敢に攻め込んだものの、1本目の差を詰められず、残念ながら箕輪選手はここで敗退となった。

決勝は、現在ランキングTOPの風間靖幸選手(S15)と、今回は予選からの参加となった「のむけん」こと野村謙選手(ER34)の戦いとなった。

風間選手先行、野村選手後追いで迎えた1本目。風間選手の高い速度から角度のついた進入に対し、ここまで安定した走りをしていた野村選手が進入でドリフトが戻ってしまう痛恨のミス!! 風間選手、断然有利の判定。

前後を入れ替えた2本目。野村選手、1本目のミスは修正してきたものの、やはりリズムが狂ったのか2コーナーでインカット気味になるなど細かいミスが目立つ。これに対し風間選手は終始安定したドリフト。結果、風間選手が2度目の優勝!! を決めてD1 GRAND PRIX Rd.3 「SUGO」の幕が閉じた。