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D1 GRANPRIX 第5戦 D1 STREET LEGAL

D1 GRAND PRIX SERIES Rd.5 手塚選手3位入賞!!

Rd.4 AUTOPOLISから2週間と興奮冷めやらぬ中、エビスサーキット南コースにて、D1 GRAND PRIX第5戦(EBISU)が開催されました。

Round4終了時点のポイントランキング上位10名がシード選手として出場。更に、前日に参加台数89台で行われた予選を通過した20名を合わせた合計30名のドライバーにより行われた。

GOODYEAR EAGLE REVSPEC RS-02 サポートドライバーからは、D1最重量のチェイサーでおなじみの高橋邦明選手(JZX100)。

Bee☆Rスカイラインもすっかり馴染んできた手塚強選手(HCR32)。

マシンのグラフィックを一新した時田雅義選手(MZ12)。

連続予選突破で絶好調の小師賢作選手(AE86)。

4ドアらしい迫力ある走りで人気者の春山隆選手(C35)。

久々の予選突破!! 「ペロタン」こと中澤昌司選手(AE86)。

以上6名が決勝へ出場した。

D1 GRANDPRIX SERIES第5戦が行われた、ここエビスサーキット南コースは、「ドリフトの聖地」とも呼ばれ、得意なコースの一つとするドライバーも多い。
前日に行われた予選同様にハイレベルな激戦が予想された。
MAXスピードこそ高くはないものの、最終コーナーから直線を経て第1コーナーまでドリフト状態をつなげて駆け下りてくるマシンは圧巻の一言。
今回の審査基準は、最終コーナーを立ち上がる時にアクセルを全開にしているか、ハイパワーのターボ車勢は最終コーナー飛び出しから1コーナーまでドリフトをつなげているか、直線でマシンが振られていないか、そして審査員席に向かってマシンをどれだけ飛ばせるか、2~3コーナーのクリッピングポイントをちゃんと取っているか、等に注目が集まった。


1回戦単走

いよいよ、1回戦単走の幕開け。
まずは、ランキング10位までのシードドライバー達がスタート。100点をマークするドライバーも飛び出し99点台は当たり前、99点代後半を連発するD1ドライバー達の走りに会場はヒートアップ!! 
そんな中、GOODYEAR REVSPEC RS-02勢の先陣をきって、高橋選手(JZX100)が登場。
1本目、最終コーナーを豪快に飛び出してくるも、ストレートでのドリフトが上手く繋がらない。2本目は最終~1コーナーまでつなぐも、惜しくも2コーナークリップが甘くなってしまう。後が無い3本目、最終コーナーから1コーナーを繋げずに1コーナーの迫力重視でマシンを飛ばしてくる走りを見せる。しかし、他のターボ車勢が最終コーナーから1コーナーまでを繋げてくる中では厳しい評価。

続いて、手塚選手(HCR32)の登場。1本目、最終コーナーから1コーナーまでを豪快なドリフトでつなぎながらも2~3コーナーはクリップをきっちりと押さえる走りを披露して高評価。
2本目は多少角度の浅さを指摘されつつも1本目同様の走りを、3本目は審査員席前から2コーナーにかけてマシンがアウトに流されてしまい終了。

次に登場したのは時田選手(MZ12)。1、2本目ともに最終コーナーから1コーナーへのつなぎの際にマシンが振られてしまい減点。迎えた3本目、マシンパフォーマンスを最大限に引き出す走り。最終コーナー飛び出しから3コーナーまでスムーズなドリフトを見せて、審査員からも模範的なライントレースと高評価!! ギャラリーからも拍手が沸き起こる。

続いて小師選手(AE86)の登場。1本目最終コーナー飛び出しでマシンを大きく振りすぎてしまいバランスが崩れて苦しい走り。2本目は1本目のミスを修正してきたものの、2コーナーでアウトにマシンが流されてしまう。3本目、NAサウンドを響かせる踏みっぷりで果敢に攻め込むも、ラインに乗り切れずに苦しい走りで終了。

続くは春山選手(C35)の登場。1本目は豪快に最終コーナーから飛び出して1コーナーまで繋げて来るが角度がつき過ぎてしまい全体的にラインが乱れてしまう苦しい走り。2本目は上手く角度を調整しながら最終コーナーから1コーナーへ繋げて進入するが1コーナーでイン側に入りすぎてフロントタイヤが縁石に引っ掛かってマシンコントロールを失い審査員席前のスポンジバリアにクラッシュ!!幸い大事には至らず、コースに復帰。3本目は1、2本目のミスを修正して最終コーナーから1コーナーと繋ぎ2、3コーナーのクリップも押さえる走りを見せ、まずまずの走りで終了。

最後は中澤選手(AE86)の登場。1本目は最終コーナーから1コーナーへ繋げて来るも、続く2、3コーナーでマシンが流されてしまう。2本目、スピードをコントロールしつつ1コーナーへ進入、しかし2コーナーでアウト側にマシンが流れ苦しい走り。後が無くなった3本目、スピードをコントロールしてアウト側に流されないように抑える走りをみせるも、若干ドリフトが小さくなってしまう。

決勝1回戦の結果、GOODYEAR勢6名の中から手塚選手(HCR32)、時田選手(MZ12)の2名がBEST16へと駒を進めた。


追走トーナメント

次々と繰り広げられる激しさとスリル満点の追走バトルに、ギャラリーも暑さを忘れて大盛り上がり!! 

そしてGOODYEAR勢から時田選手(MZ12)の登場。相手は前戦オートポリスの覇者、吉岡選手(AE86)。

吉岡選手が先行、時田選手が後追いで迎えた1本目、時田選手が後追いながらも角度のついた迫力あるドリフトで果敢に攻め込み懐に飛び込もうと喰らいつく、しかし高いドリフトスピードに定評のある吉岡選手だけに入り込む所までは至らずにほぼ互角の走り。判定は、後追いながらも先行に劣らない角度のドリフトを見せた時田選手若干有利。

続いて前後を入れ替えた2本目、1本目同様に迫力の走りで1コーナーへ進入してきた時田選手のマシンの懐に飛び込んできた吉岡選手のマシンが接触!!時田選手がスピン。結果、吉岡選手の反則負けとなり、時田選手が見事、BEST8へ進出!!

続いての登場は手塚選手(HCR32)。相手はブリッツワークスの野村選手(ER34)。野村選手が先行、手塚選手が後追いの1本目、2台ともに最終コーナー飛び出しから白煙モクモクの豪快な走りに会場から大歓声!!両者一歩も譲らずイーブンの判定。

前後を入れ替えた2本目、「結構緊張していた」と言う手塚選手が先行。しかしながら1本目を上回る強烈なドリフト!!野村選手が1コーナーから懐に飛び込もうと攻め込むが1コーナーをインカットして縁石にフロントタイヤ引っかかりドリフトが戻ってしまう。

2本目の差により、手塚選手がBEST8へ進出!!

BEST8、まずは時田選手(MZ12)の登場。相手は優勝候補筆頭の風間選手(S15)。

時田選手が先行、風間選手が後追いで迎えた1本目、時田選手が懐に飛び込ませないように果敢に攻め込むが2コーナーでアウト側に流されてしまう。そこを風間選手が見逃さずに完全に入り込んで風間選手のアドバンテージ。

前後を入れ替えた2本目、風間選手の背後にビタビタの寄せで最終コーナーから飛び出してきた時田選手、当たってるのでは?と思わせるほどの寄せで懐に飛び込もうと喰らいつくが2コーナーでインカットしすぎてしまい万事休す。

残念ながら、時田選手はここで敗退。しかしながら、マシンポテンシャルの差を物ともしない熱い走りに会場から大きな拍手が送られた。

続いては、手塚選手の登場。相手は兄弟でD1GRANDPRIXに出場している末永直登選手(S13)。

末永選手が先行、手塚選手が後追いの1本目、後追いながら白煙とともに最終コーナーから1コーナーへ繋げる強烈な走りで末永選手を追撃!!懐に飛び込む事は出来ないが完全に迫力で圧倒!!手塚選手がアドバンテージを得る。

前後を入れ替えた2本目もまったく後ろを気にしない自分の迫力の走りで末永選手を寄せつけず完全勝利!!その圧倒的な走りに審査委員長の土屋氏も「走る度にどんどん上手くなっていく」と絶賛!!見事、BEST4へと進出。

そして迎えた手塚選手のBEST4戦。相手はGTドライバーのMAX織戸選手(JZA80)。

どちらもノリノリの強烈な走りで勝ち上がってきただけにギャラリーの期待度も高く、会場の興奮も最高潮に。

織戸選手が先行、手塚選手が後追いで迎えた1本目、最終コーナー進入から1コーナーまでの区間は織戸選手の迫力、1コーナーから2コーナー間では手塚選手のライン取りが評価されてイーブンの判定となるも、3コーナー向けて手塚選手が失速して姿勢が乱れたことにより、織戸選手に若干のアドバンテージ。

前後を入れ替えた2本目、先行の手塚選手はこれまでと変わらない強烈な角度と白煙で最終コーナーを駆け下るが織戸選手もピタリと追撃体制。

そのまま1コーナーで手塚選手イン側が開いた所へ織戸選手が飛び込んでくるが、オーバーテイクさせまいと手塚選手も必死にこらえる、2台並走のまま2コーナーへ突入したその瞬間に織戸選手の右リヤタイヤと手塚選手の左フロントタイヤが接触!! 一瞬手塚選手のマシンが宙を舞い、あわや横転の大クラッシュ!!

ギャラリーから大きなどよめきが上がり、次の瞬間場内が静まり返る。

結果、僅かながら織戸選手に手塚選手が被せたという判定で織戸選手に軍配が上がり、残念ながら手塚選手はここで敗退。「(宙に浮いた時は)一瞬、何が起きたか分からなかった。野村さんとの1回戦は結構緊張してたけど2回戦からは全然緊張しなくて楽しかった!」と手塚選手。ここまでの素晴しい走りにギャラリーから割れんばかりの歓声と大きな拍手が送られた。

決勝は風間選手(S15)VS織戸選手(JZA80)の戦い。

両者ともにここまでの戦いでマシンもキズだらけの状態。風間選手が先行、織戸選手が後追いで始まった1本目、両者ともに最終コーナーから迫力のドリフトで飛び出してきた次の瞬間、織戸選手がマシンを振り出そうとしてストレートのコンクリートウォールに右のリヤをヒット、そのまま1コーナーでコースアウトしてスポンジバリアに激突!! これにより走行不能となり勝負が決まる。

灼熱の太陽の下、繰り広げられた激闘を制したのは風間選手。ダントツのランキングトップでさらに後続を引き離すこととなった。

そして熱い走りでギャラリーを沸かせてくれた手塚選手(HCR32)が堂々の3位!! 時田選手(MZ12)も7位入賞。残り2戦での活躍を期待せずにはいられない中、D1 GRAND PRIX Rd.5 「EBISU」の幕が閉じた。

初開催!! D1ストリートリーガル in 「EBISU」

今回、D1GP Rd.5 「EBISU」との併催で2006年度から本格始動予定の新カテゴリー、D1ストリートリーガルエキシビジョンマッチが開催されました。

D1ストリートリーガルとは、新規参入がしやすい様に一般のクルマに近い仕様でD1GPと同様の競技を行おうというのがコンセプト。そのため、普段公道を走っている合法チューニングカーに安全装備や競技用装備を追加したレベルのクルマが基本となる予定とのこと。

今回は参加台数36台の中で単走予選を行ってBEST8を決定。追走トーナメントで優勝を決めるルールとなった。

GOODYEAR REVSPEC RS-02勢からは、D1GP本戦とダブルエントリー、手塚強選手(HCR32)。
強烈な角度が売りの三上正実選手(S14)の2名がBEST8追走トーナメントに進出。


まずは三上選手(S14)の登場、相手は猪瀬徹選手(S13)。

猪瀬選手が先行、三上選手が後追いで迎えた1本目、猪瀬選手の懐に飛び込もうと果敢に攻め込むも、入りきれない。さらに後追いの為か三上選手本来の角度のついたドリフトが出来ない。しかし猪瀬選手にもミスがあり結果イーブンの判定。

前後を入れ替えた2本目、三上選手らしい角度のついたドリフトで攻め込む!! しかし、2コーナーから3コーナーにかけて猪瀬選手にノーズを入れられ、万事休す。残念ながら三上選手はここで敗退となった。

続いて手塚選手(HCR32)の登場。相手は日比野哲也選手(AE86)。日比野選手が先行、手塚選手が後追いの1本目、最終コーナー飛び出しで日比野選手がお得意のジャンピングドリフトで場内から歓声が上がる。しかし手塚選手は冷静に日比野選手の86をピタリとマーク。2コーナーで完全に日比野選手のドリフトが戻ってしまい、手塚選手がアドバンテージを得る。

前後を入れ替えた2本目、1コーナーで先行手塚選手の懐に日比野選手が飛び込んでオーバーテイク。しかし2コーナーでまたも日比野選手のドリフトが戻ってしまいここで決着、2本ともに冷静な走りを披露した手塚選手が見事BEST4へ進出。

そして迎えたBEST4戦、手塚選手(HCR32)の相手は野村謙選手(ER34)。

野村選手が先行、手塚選手が後追いの1本目、手塚選手が野村選手の懐に飛び込むも2コーナーで近づきすぎて、手塚選手のドリフトが戻ってしまい、野村選手にアドバンテージ。

前後を入れ替えた2本目。1本目とは逆に2コーナーで手塚選手の懐に飛び込んだ野村選手のドリフトが戻ってしまう。これによりサドンデスに突入。

迎えた1本目、最終コーナーから1コーナーにかけては野村選手有利も2~3コーナーで手塚選手が果敢に野村選手の懐に飛び込もうと攻め込む!! しかし3コーナーでインカットしすぎてドリフトが戻ってしまい野村選手にアドバンテージ。

そしてサドンデス2本目1~2コーナーまで両者互角の走りを見せるも、手塚選手が若干アウト側に流されてしまい、そこにすかさず野村選手が飛び込みビタビタの走りを見せて勝負あり。残念ながら手塚選手はここで敗退となった。

決勝は末永直登選手(S15)と野村謙選手(ER34)。

末永選手が先行、野村選手が後追いの1本目、角度あるドリフトで駆け下ってくる末永選手の懐に入り込もうと野村選手が攻め込むが、2~3コーナー間で距離を詰めすぎてしまい痛恨のアンダーステアを喫しアドバンテージ末永選手の判定。

前後入れ替えた2本目、先行の野村選手が本来の角度のあるドリフトで1コーナーに進入するが末永選手もピタリと追撃!! 次の瞬間、野村選手がまたしても痛恨のアンダーステア!! これにより勝負は決着。初代覇者は、末永直登選手に決定し、D1ストリートリーガルin 「EBISU」の幕が閉じた。