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雲ひとつない秋晴れの中、富士山の麓、FUJIスピードウェイにて、D1 GRAND PRIX第6戦(FUJI)が開催されました。

シリーズチャンピオンに王手をかけた風間靖幸選手。逆転チャンピオンの可能性を残す、末永正雄選手を含む11名がシード選手として出場。前日、行われた予選。参加台数116台の中から通過した20名を合わせた合計31名のドライバーにより行われた。

GOODYEAR EAGLE REVSPEC RS-02 サポートドライバーからは、待望のニューマシンを投入!! Bee☆Rスカイラインを駆り、今シーズン絶好調の手塚強選手(BNR32)。

重量級セダンらしい迫力ある走りで人気者の春山隆選手 (C35)。

マシンを FC3SからS13に替え、心機一転、久々の予選突破!! 星野浩孝選手(S13)。

以上の計 3名が出場した。

D1 GRAND PRIX SERIES第6戦が行われた、ここFUJIスピードウェイ。

F1開催を視野に入れて改修が施され、新たに生まれ変わった国内屈指の高速サーキット。

改修前と比べて大幅な変更はないものの、今回は逆走での実施となり、300Rからヘアピンへ進入となった。

これにより、審査員席前のヘアピン進入時にドリフト状態にも関わらず、170kmを超すという超ハイスピードバトルが繰り広げられることとなった。

今回の審査基準は、高いスピードを保つのはもちろんのこと、ハイパワー・ターボ車勢は300R進入からヘアピンまでドリフトをつなげているか、NA・86勢はドリフトをつなげなくとも、アクセルをきっちり踏んでいるか。さらには、ここ最近定番となっている、いかに審査員席に向かってマシンをどれだけ飛ばせるか等に注目が集まった。

1回戦 単走

そしていよいよ、1回戦単走の幕開け。まずは、ランキングトップの風間選手(S15)がスタート。1本目からいきなりのハイスピードドリフトに、場内から大歓声が沸き起こる!! 

その後も続々と強烈なドリフトを披露する、D1トップドライバー達の走りに国内最高動員数、1万4千人のギャラリーも大盛り上がり!!

そんな中、 GOODYEAR REVSPEC RS-02勢の先陣をきって、手塚選手(BNR32)が登場。1本目、300Rを豪快に飛び出してくるも、ヘアピンで上手くスピードを合わせられず、コースアウト。
2本目、1本目同様、豪快な飛び出しは変わらず、スピードをきっちりコントロールしヘアピンをクリア。まずまずの走り。
3本目、300Rの振り出し角度を浅めにし、高いスピードを保ったままヘアピンへ進入!! そのまま絶妙なスピードコントロールで審査員席前までマシンを飛ばした迫力ある走りで高評価を得て終了。

続いて、春山選手(C35)の登場。1本目、300Rからヘアピンまでを4ドアセダンらしい豪快なドリフトでクリア。会場からも拍手が沸き起こり、まずまずの走りを披露。

2本目、ヘアピンの進入でほぼ真横になり、誰もが完全にスピンしたと確信したものの、ハイパワーを武器にそのまま走り抜け、場内から大歓声!! 拍手が沸き起こり、審査員も大喜び。しかしハーフスピン気味でラインが乱れたこともあり、審査的には苦しい評価。

3本目、300R立ち上がりからヘアピンにかけて豪快な走りで見事クリアと思われた瞬間、ヘアピン立ち上がりでアクセルワイヤーが抜けるトラブルが発生!! ドリフトが戻ってしまい終了。

続いて、星野選手(S13)の登場。1本目、300Rの振り出しから、ヘアピン立ち上がりまで綺麗なライントレースを披露するも、若干、派手さに欠けると指摘される。

2本目も1本目同様にまずまずの走りを披露。しかしながら苦しい評価。

迎えた3本目、1,2本目よりもさらに高いスピードで審査員席前にマシンを飛ばしクリア。まずまずの走りを披露し終了。

3本目、1コーナー進入で振り出しが遅れてしまい、1、2コーナーとマシンが流れてしまう。スピードの高さは評価を得るも、高得点獲得はならず終了。

結果、手塚選手(HCR32)がBEST16へと駒を進めた。非常にハイスピードレンジでの戦いとなった今回、健闘しつつも残念ながら春山選手、星野選手の2名はここで姿を消すこととなった。

追走トーナメント

追走1回戦、まずはRE雨宮FDを駆る末永選手(FD3S)と新鋭、宮本選手(RPS13)の対決。1本目、先行する末永選手のハイスピード進入に後追い宮本選手、必死についていくも、ヘアピンで痛恨のスピン。アドバンテージ末永選手で迎えた2本目、宮本選手の背後にピタリとマークした状態で、180kmの進入を見せた末永選手!! 貫禄の勝利で幕開け。

そしてGOOD YEAR REVSPEC RS-02サポートドライバー、手塚選手(BNR32)の登場。相手は追走の鬼、熊久保選手(GDB)。

熊久保選手先行、手塚選手後追いで迎えた1本目。手塚選手、果敢に攻め込み、ヘアピンで懐に飛び込む走りを披露。しかし 300Rの振り出しからヘアピン進入の角度が浅いとの指摘を受け、若干、熊久保選手有利の判定。

続いて前後を入れ替えた2本目。今度は300R振り出しから、互角の進入を見せるも、熊久保選手にノーズを入れられる。2本共に大きな差はなかったものの、僅かな差で、熊久保選手の勝利。

結果、残念ながら手塚選手はここで敗退となった。 しかしながら、ニューマシンのポテンシャルの高さを証明するには十分であり、次戦に期待できる走りであった。

決勝

決勝は、今回、もっとも安定した走りで勝ち上がってきた、末永選手(FD3S)VS、並みいる強豪ハイパワー車を倒し、不利と思われたNA車で勝ち上がってきた、植尾選手(AE86)の戦いとなった。末永選手先行、植尾選手後追いで始まった1本目。

300Rを大きく振ってくる末永選手に対し、全開でヘアピンに進入してきた植尾選手。しかし差を詰めることが出来ず、アドバンテージは末永選手へ。

前後を入れ替えた2本目。植尾選手、限界ギリギリのサウンドを轟かせヘアピンへ飛び込んでくるも、末永選手に懐に入られてしまう。これで勝負が決まった。

結果、末永選手が念願の初優勝 !! さらには風間選手とのシリーズチャンピオン争いに望みをつなぎ、D1 GRAND PRIX Rd.6 「FUJI」の幕が閉じた。