D1 GRAND PRIX EXHIBITION IN LAS VEGAS

7月15日世界のエンターテイメントの本場、ラスベガスにおいてD1グランプリ エキシビションマッチ in ラスベガスが開催された。
会場はネバダ州ラスベガス郊外のラスベガス・モータースピードウェイ。NASCARのトップシリーズであるネクステル・カップも開催される1周1.5マイルのスーパースピードウェイを中心に、ドラッグコースやダートトラックなども備える巨大な施設。
とはいえ、スーパースピードウェイのコースレイアウトはD1向きではないため、D1が開催されたのは、ドラッグコース脇の広大な駐車場。審査コーナーはお台場と同程度の広さに設定されたが、助走区間が長くとれるので、進入スピードは圧倒的に高い。レイアウトは富士スピードウェイの縮小版といった感じで、審査コーナーの周囲には仮設スタンドが建てられた。
GOODYEARサポートドライバーからは、AE86を駆る小師賢作選手が参戦。
ネバダ州の最高気温記録を40年ぶりに更新する47度という猛暑の中、来場者数1万を集め夕刻18時に1回戦がスタートした。
1回戦は波乱の幕開けとなった、多くのD1ドライバーが次々にクラッシュしていったのだった。
原因としては、熱狂的な雰囲気のなかでエキサイトしすぎ、オーバースピードになってしまったこと、路面温度が想像以上に高く、タイヤがグリップしなかったことが考えられる。
そんな中、小師選手は99.8点を獲得し見事6位で1回戦を突破した。

決勝トーナメント1回戦、小師選手の相手はシボレー・カマロを駆るライアン・ハンプトン選手、結果スピードで勝る小師選手がハンプトン選手を寄せ付けず勝利。
続く2回戦、相手は昨年の日米対決で優勝したアメリカを代表するドリフター、バン・ギットン選手、1本目、先行のギットン選手がややはらんだものの、そこで小師選手が差を詰めることができずに五分という判定。2本目、間隔を開けておいてから詰めるという作戦をとったギットン選手であったが、ハチロクの速さを読み違え、なかなか追いつけない状況のなか、奥までアクセルを踏みすぎたため、1コーナーでコースアウトしまった、結果見事小師選手が勝利し3回戦へと駒を進めた。

3回戦、相手は追走をもっとも得意とするおなじみ熊久保選手。
ハチロクを駆る小師選手は直線こそ速くないものの、飛び込んでからの速さを武器に、準決勝まで勝ち上がってきた。1本目は小師選手が先行。小師選手にも小さいミスがあったが、熊久保選手が2コーナーでアンダーステアを出してしまい、わずかに小師選手アドバンテージ。しかし2本目は、後追いの小師選手が1コーナーでほぼゼロカウンター状態になってしまう。勝負は再戦に持ち込まれた。ここで、このコースでの対ハチロク走行をついに見つけた熊久保選手は、1本目の後追い時に、超ビタビタ走行を披露。2本目は小師選手が熊久保選手のインを差す場面もあったが、その先では離されてしまい、熊久保選手に軍配が上がった。しかし、追走を得意とする熊久保選手相手にサドンデスまで持ち込んだ小師選手の健闘は見事なものだった。結果として小師選手自身初となる3位入賞を獲得、今後のD1ラウンドへの期待も高まる結果となった。



決勝はその熊久保選手と吉岡選手の対戦となった。1本目にスピンしてしまった熊久保選手に対して、2本ともミス無くドリフトを決めた吉岡選手が1年前のオートポリス以来ひさびさの優勝を手にした。

