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スタッドレスタイヤの使用では、正しい知識を知ることがより安全な運転につながります。また、定期的な点検によって正常な状態を保つことで、その性能が最大限に引き出されます。氷結路や雪道ではいつも以上に遠心力で外側に出やすくなります。 また対向車にも注意しましょう。発進・停止で路面が磨かれてツルツルになっていることがあります。他のクルマとの衝突を避けるためにも特に注意しましょう。冬道が滑りやすいのは氷の路面の表面にできる水膜が原因。水膜によってタイヤと路面との密着が妨げられてしまいます。特に0℃から氷点下数度の温度では、氷が水へと溶けやすいので注意をしましょう。急な横風でふらついたり、路面の状態が突然変わるので、先を見越した運転が大切です。崖や木々の下など、そこだけ氷が溶けずに残っていることがあります。日中であっても油断はできません。氷の路面でもスタッドレスが滑りにくいのは路面に密着するようにゴムを柔らかくしているからです。スタッドレスは寒冷地でも、柔らかさを保つことができる専用のゴムを採用しています。柔らかいゴム氷路面[トンネルの出入り口][日陰]柔らかいから路面に密着吹きさらしになりやすく、橋の上だけ凍結している可能性があります。冬の橋は凍結しているものとして運転しましょう。下りは止まりにくく、上りでは速度維持が難しくなります。慎重なアクセル操作、エンジンブレーキの活用を心がけましょう。溶けた雪や氷が再度凍結して発生するのがアイスバーンです。ツルツルに光っているのが特徴で、ブレーキやハンドルが効きにくくなるので、より慎重な運転を心がけてください。191919[カーブ][交差点][橋の上][坂道]studless tire冬道で滑る原因スタッドレスは柔らかさが大切こんなところに注意! 運転のポイント冬道の危険な路面スタッドレスタイヤの正しい使用で知っておきたいこと冬の道を安心・安全、そして

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