グッドイヤー
レーシング ヒストリー
モータースポーツの歴史と共に「勝利の歴史」を築き上げてきたグッドイヤー。
年間38戦※アメリカ全土を転戦しながら開催されるアメリカンモータースポーツの最高峰「モンスターエナジー・NASCARカップ・シリーズ」。
オーバル(楕円形)コースでのレースを中心に行われ、重量1.5t以上の市販車を模したレーシングカーが、時速300km以上のスピードで勝利を競い合う、国民的な人気を誇る骨太のレースです。
グッドイヤーは、タイヤにとって過酷この上ない条件が突きつけられるこのレースにおいて認められた、唯一のメーカー。高い性能と品質安定性で「NASCAR」の各シリーズを支えるとともに、そこで勝利した栄光とともに蓄積されている技術力は、さまざまな市販製品の開発に活かされています。
※ エキシビジョンレース、オールスターレースを含む
創立100年を超えたタイヤメーカーとしての企業理念、"Protect Our Good Name"を守りながら、タイヤ・ゴム業界および市場においてリーディング・カンパニーであること、最優良企業として認知されることを使命に、グッドイヤーのモータースポーツへの挑戦は世紀を越えて、さらなる歴史を刻んでいます。
「NASCAR(ナスカ―)」とはNational Association for Stock Car Auto Racingという主催団体名の頭文字からつけられています。発足は1947年で、
市販車(ストックカー)を使用したレースとしてスタートしましたが、現在は市販車の形状をしたレース専用車両が制作されています。
グッドイヤーは、1954年からタイヤ提供を開始。以来60余年にわたり「NASCAR」とともにアメリカンモータースポーツシーンの最先端を走り続けています。
「NASCAR」は、最高峰の「モンスターエナジー・NASCARカップ・シリーズ」と、その下の「エクスフィニティ・シリーズ」、ピックアップトラックの形状をした「キャンピングワールド・トラック・シリーズ」の3大ナショナルシリーズを頂点としてさまざまなシリーズが存在し、全体で10,000人程度のドライバーが上位シリーズのドライバーをめざし競い合っています。
3大ナショナルシリーズは同時期に同じサーキットで行われることが多く、すべてが同時に行われると、グッドイヤーからのタイヤ供給台数は80台以上、タイヤ2,000本以上にもなります。バックヤードでは膨大なタイヤセットの輸送、各チームへの供給、品質管理というもうひとつの戦いが行われているのです。
1周0.5マイル(約0.8km)から2.66マイル(約4.3km)のオーバルを中心としたコースで行われるNASCARのレースは、順位がめまぐるしく入れ替わり、とてもエキサイティング。 ドライバーの駆け引きやピット戦略で多くのドライバーに優勝するチャンスがあります。火花を散らすチャレンジングスピリット、その走りを支えるグッドイヤーもまた、日々挑戦し続けています。
バンク角、路面素材の違い(アスファルト、コンクリート等)、1マイル以下のショートトラック、1~2マイルのインターミディエイトトラック、2マイル以上のスーパースピードウェイといったトラックの距離や形状の違い、夕方から夜にかけた長時間のレースによる路面温度の変化などなど、過酷な条件が突きつけられるNASCARレースで培ったさまざまな技術が、グッドイヤータイヤには活かされています。
ハイスピード耐久バトル
1周0.5マイル(約0.8km)から2.66マイル(約4.3km)のオーバルを中心としたコースをひたすらハイスピードで競い合い、短いレースで約250マイル(約400km)、最も長いレースだと600マイル(約1,000km)にもなる。
厳格なレギュレーション
車体は最低重量3,300ポンド(約1.5t)と規定されており、レースカーとしてはヘビー級の重さ。激しいクラッシュからドライバーを守るために安全面でもさまざまなレギュレーションが規定されている。
圧倒的なパワー
エンジンは358cu.in.(約5.8リッター)のOHVを使用。モンスターエナジー・NASCARカップ・シリーズでは約800馬力、エクスフィニティ・シリーズ、キャンピングワールド・トラック・シリーズでは約700馬力の出力を叩き出す。
The American Style.
「EAGLE RV-S ECO」パターンを踏襲したトレッドデザインを採用し
車検への適合(荷重指数クリア)はもちろん、
1BOX特有の問題(ふらつき感や編摩耗)にも対応。