Special Impression
モータージャーナリスト藤島 知子が語る!

女子旅 with オールシーズンタイヤ

行きたいところへGO!
行動範囲を広げてくれます

Profile

藤島 知子Tomoko Fujishima
レースドライバーとしてモータースポーツの世界に。これまで毎年何らかの自動車レースに参加。レース活動をきっかけに2002年より執筆活動を開始。現在ではレース活動で培われたドライブテクニックと女性ならではの視点でモータージャーナリストとして活躍中。
日本自動車ジャーナリスト協会 会員

東京の赤坂にある日本グッドイヤーの本社から、すぐに首都高速に乗って東北自動車道経由で、雪が多いことで知られる福島県裏磐梯のグランデコスノーリゾートへ。
途中、地元のグルメなども楽しみながら、オールシーズンタイヤ「ベクター フォー シーズンズ ハイブリッド」と「アシュアランス ウェザーレディ」を装着した2台で雪の裏磐梯を目指す1泊2日の旅です。

1日目 首都高から東北道経由で裏磐梯へ

そもそもオールシーズンタイヤって?

オールシーズンタイヤは、夏の路面温度が高いときも履けて、そのまま履き替えないで雪の路面も走れるっていうのが、すごいところですよね。女性にわかりやすく例えると、オールシーズンタイヤってオールインワン化粧品/ジェルと同じだなと思って。それ1つで時短でもあり、効果も得られる。トータルで考えたらコストが安いんですよね。スタッドレスタイヤは深い雪や氷上性能に特化した性能がありますが、オールシーズンタイヤは「普段は、ほとんどアスファルトの上を走り、いざというときに雪の上も走れるタイヤが欲しい」というニーズを叶えてくれます。

やっぱり、自分とフィーリングが
合う相手(タイヤ)が良い !

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燃費はある程度良いことに越したことはありませんが、燃費が良いだけじゃつまらないし、クルマに乗っている時間を楽しみたい。つまり、タイヤと自分とのフィーリングがすごく大事だと思います。走ってトラクションやグリップ力が得られるもののほうが楽しいって思う人もいるでしょうし、自分が求める性能に合わせてタイヤを選んでほしいですね。そのなかでも、オールシーズンタイヤの特徴といえば、アスファルトの上を走れて、雪が降ってしまってもチェーン規制の道路を走れるという点が魅力ですよね。

同乗者も快適に

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首都高でベクターを装着したシエンタに乗っているんですが、私はこのタイヤがとても好きです。走らせたフィーリングがとても良いんですよね。首都高の路面のギャップを乗り越えたときも、しっとりと乗り越えてみせてくれるんです。ドライバーは前を見ながら走っているので、通過するときに何が起こるのか身構えることができますが、一緒に乗っている人は見ていないことがあるから、例えばスマホを見ていたりすると酔うことにつながってしまう。このタイヤを装着していると、そうした状況でのやさしさが感じられると思いました。自分で路面を踏みしめながら前に進んでいける感覚が得られるから、いつもより楽しくさせられてしまうんです。

雨が降っていてもピタ~ッと路面を捉える感覚!

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首都高から東北道に入って車速が時速80kmくらいに上がっていたんですけど、雨が降っている状況でもタイヤが常に路面を捉えて走る感触が伝わってきましたね。路面とタイヤの間の密度が高いような感覚。タイヤがちゃんと路面に接している、重心が高いミニバンでありながらカーブでも嫌なふらつき感を感じにくい。高めの車速で下り坂のカーブが連続するときも、それがピターッといい形で走っていける。今の話ってまさにサマータイヤのようなインプレッションですよね。とても走らせやすいタイヤだと思います。あとは、ロードノイズが少なくて、意外と静かでした。

夏タイヤの代わりにもなる汎用性

意外だったのはベクターが夏タイヤに近いというところですね。雪道も走れるタイヤだからって、何か特別に不快だったり、扱いにくかったり、乗り心地が悪かったりっていうことがない。しかも、タッチがやさしくて思い通りに走れる感覚は、走りの気持ち良さにも結びついている。それが快適性にも結びつくから、むしろ上質な夏タイヤを履いているような、そんな感覚さえ得られていますよね。スタッドレスタイヤは、夏場の路面温度が高い状況では、摩耗しやすかったりして、タイヤにとって最適な状況とは言えません。その点、オールシーズンタイヤは一年を通した路面を想定して設計されているので、安心感もありますよね。

ランチは、みみうどんのボンゴレ・ロッソ風!?

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都心部から1時間半ほど走った佐野サービスエリアは休憩するのにちょうど良い地点。レストランには「みみうどん・ボンゴレ・ロッソ風」というトマトソースのご当地グルメがありました。佐野名物に「みみうどん」というものがあるんですが、その「みみうどん」がトマトソースにすごく絡んで、ボンゴレのアサリとの相性も抜群です。やっぱりクルマで出かける魅力っていうのはその土地の名物を道中で味わうのが楽しいし、途中で休憩しながらドライブしたほうが、集中力が高まり安全性にも結びつきますよね。

しっかり感のあるタイヤ

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佐野サービスエリアから東北道をさらに北上しています。ここでは、SUV用サイズもあるウェザーレディを履いたハリアーに乗り換えて走っています。ベクターとはまた感触が異なるタイヤですね。タイヤが性能を発揮する領域はおそらく似ていると思うんですが、実際にハリアーに履いて走る感覚としては「すごく勇ましいタイヤだな」っていう感じがしますね。それというのも、こうやって走っていて、荒れた路面に差し掛かると、あえてこの路面のゴツゴツとした感覚をハンドルに伝えてくるところもありますし、あと路面からの音もある程度伝わってきますね。追い越しでの加速では、変なタイミングでグラッときたりとか、変にゆすられて酔いやすくなったりだとか、そういう嫌な感覚もないんですよね。唐突に曲がったりレーンを移ったりした後に、変な修正舵をあてるようなこともなくクルマの動きが自然と落ち着き一連の動きがまとまるので、快適に走れるのがすごく良いなって思います。

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雪が降り始めた頃に、グランデコスノーリゾートに到着!

2日目 裏磐梯を2つのタイヤで走り込む

雪での実力は!?

●アシュアランス ウェザーレディ with ハリアーimageimage

昨夜雪が降って4cmぐらい新雪が積もっています。現在の気温は2度あってちょっと溶けかかっていますよね。新雪の下に固まっていた雪も柔らかくなってしまっていて、滑りやすい路面状況です。まずはウェザーレディを履いたハリアーでアクセルを踏んでみると、軽く踏む分にはなんの心配もなく前にコロコロと進んでいきますね。オールシーズンタイヤって、スタッドレスタイヤと比べると路面をかきながら前に進む力はそれほど期待できないのかなって思っていたんですけど、想像していたよりも進んでいける感じがします。もう日常の速度で普通に走る分には問題ない感じですよね。

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一般道ではアスファルトが露出してきていますね。しかも、雪解け水で水も浮いている状態。雪からアスファルトに路面が変化する過程でも違和感なく走っていける感じです。路面が滑りやすい場所から急にグリップのある場所に行くと、自分のクルマを動かす感覚が変わってちょっと不安になりがちですけど、普通の感覚で構えてドライブできますね。
次にシャーベット路面。こういう場所でも、ブレーキをやさしく踏んであげれば自分のイメージした車速を維持できる。車速が高まればブレーキをバッと踏んだときに滑る場面はありますけど、車体が重たいSUVをスムーズに動かすという意味では十分な安心感を与えてくれます。本当、思っていたよりは走れるなっていう感じですね。

●ベクター フォー シーズンズ with シエンタ imageimage

今度はベクターを装着したシエンタに乗り換えてみましょうか。さっきと同じ状況ですね、かなり滑りやすい場所。軽く踏む分には……お!結構グイグイ前に進んでいきますねコレ! でも、ちょっと雪が深い場所には轍(わだち)があるんですけど、ハンドルを切って走りだすと、カーブで雪の引っ掛かる感じ。アクセルを深く踏み込んだときには若干滑りだしますね。でも滑りだしても、そこでグググと止まってしまうのではなくて、アクセルを緩めるとまたコロコロッて前に転がっていく。「もう無理ですよ」ってタイヤが伝えてくるあたりはウェザーレディの性格と似ているかな。でもこっちのほうが、比較的スムーズにクルマが素直に進んでいく感覚がありますよね。しなやかに走る感触もこのクルマの動きに合っていますよね。

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シャーベット路面でもそこそこ前に進んでいけますけど、ちょっと強めにブレーキを踏むとさすがに滑ります。絶対的な制動性能はスタッドレスタイヤのほうが上ですね。こちらのタイヤも滑ってからアクセルペダルの踏み込み量を減らしてあげればグリップが回復します。片側のタイヤがアスファルトで片側がシャーベット路面の上という状況でも、タイヤが変に滑ってハンドルがとられるようなことも少なくて、足をとられにくいのが良いですね。なので丁寧に操作して走るように心掛けているんですけど、普段と変わらない感覚で扱えますね。

総括 東北へのロングドライブを終えて

オールシーズンタイヤは賢い選択のひとつ!

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今回は東京から東北へのロングドライブでしたが、冬場に路面のコンディションを気にせずにいろんな所に足を延ばせたのがすごく楽しかったな。那須高原SAで食べたとちおとめソフトも美味しかったし、裏磐梯の宿では温泉に浸かってお肌がすべすべになったし、昼間は大内宿の名物のねぎそばを食べられたし。お団子も美味しかったなー。

タイヤ交換の手間とか費用を考えると、オールシーズンタイヤって意外とトータルで経済性のメリットもあるんじゃないかな。マンション住まいでベランダとかにタイヤを置けない人もいっぱいいるし。そうするとスタッドレスタイヤを預かってもらうのに保管料もかかってくるわけだし。オールシーズンタイヤは賢い選択肢になるんじゃないかなって思うんですよね。

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そして、今回の旅のお供、ベクター フォー シーズンズ ハイブリッドとアシュアランス ウェザーレディ。まずシエンタに履いたベクターについては、雨が降っているアスファルトの路面では夏タイヤとして機能していたし、それがまた雪道のシチュエーションに変わったときでも冬タイヤとしてしっかり機能していて、そのどっちもなんかちょっと驚いた部分も結構あって、すごく乗りやすいタイヤだなと思いました。初めての雪道でも、路面の変化によるプレッシャーがすごく少なかったのが、安心感をもって走れるポイントだったかなと思いました。

一方で、SUV用サイズもあるウェザーレディは、今回はハリアーに履いてドライブしてみました。普段は街乗り、週末は郊外に出かけるシーンにぴったりのオールシーズンタイヤでしたね。路面が荒れているのか滑りやすいのか、それとも高速域を安定させているのか、ドライバーがその環境に合わせてどういう心構えで走らせなきゃいけないのかをちゃんと伝えてきてくれるところが良いですね。いずれにしても、雨のアスファルト路面はもちろん、冬の路面でも十分に活用できるタイヤだと思いました。

今回のオールシーズンタイヤであれば、可能性が閉ざされるかもしれない場所にそれを履いたまま出かけられる。足を延ばせれば自ずと行動範囲が広がるし、そこがオールシーズンタイヤ最大のメリットですよね。

ベクター フォー シーズンズ ハイブリッドベクター フォー シーズンズ ハイブリッドアシュアランス ウェザーレディアシュアランス ウェザーレディ

*ドライバー個人の運転技量に基づく感想であるため、万人に性能を保証するものではありません。

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