タイヤの歴史
天然ゴムの発見から続くタイヤの歴史についてご紹介します。
タイヤがどのように作られているか想像できますか?タイヤはゴムを型に流し込めば出来るという単純なものではなく、構造が複雑なだけに、いくつもの工程を経て作られています。出荷まで大きく5つの工程があり、十分な検査を受けて製品として出荷されています。
混練
パーツ
作成
成型
加硫
検査
出荷
ゴム(合成ゴム、天然ゴム)と配合剤(カーボンブラック、硫黄、オイルなど)を混ぜ合わせ、板状にします。
【ポイント】 原料の配合はタイヤの種類や性能によって異なります!板状に加工したゴムが、各パーツを作る元になります!
タイヤ各部の名称
トレッド部分の作成
練り合わせたゴムを、トレッドの型に押し出し、それぞれのタイヤ1本分の長さに切断します。
カーカス部分の作成
タイヤコードに練り合わせたゴムを擦り込み、それぞれのタイヤ幅に切断します。
ビードワイヤー部分の作成
タイヤに応じて必要な本数を並べ、練り合わせたゴムでコーティングします。
作成した3つのパーツを貼り合わせる成型から、金型に入れて加熱・加圧し、化学反させることによって、強力な弾力のあるタイヤに仕上がります。そして同時にトレッドパターンや刻印が施される加硫が行われ、一般的なタイヤの形に完成します。
【ポイント】 3つのパーツを貼り合わせた時点では、まるでレーシングタイヤのように、表面がつるつるしています。
完成したタイヤは機械と人の目によって厳しく、傷や歪みなど様々なチェックを行ないます。厳しい検査をパスし、グッドイヤーのタイヤが誕生。出荷されます。