タイヤの空気圧

タイヤは適正な空気圧にすることで、乗り心地や走行性能をきちんと発揮します。
ただし空気圧はタイヤゴムの性質上、自然に洩れ低下してしまいます。
月1回を目安に点検し、クルマにあった最適な空気圧に調整しましょう。

車両指定空気圧(適切な空気圧)とは?

車両指定空気圧の記載箇所

▲『指定空気圧」の表示と記載場所
多くのクルマでは、運転席ドア開口部の下部分に、車両指定空気圧を表示したラベルが貼付されています。

タイヤの種類やサイズが同じでも、クルマによって空気圧は異なります。最適な空気圧はカーメーカーがクルマごとに決めており、それを「車両指定空気圧」と呼んでいます。この数値は、運転席ドア開口部など目立つところに記載されているので確認しましょう。

タイヤ交換時の空気圧の調整方法

  • 新車装着タイヤと同サイズの場合

    カーメーカーの指定空気圧に調整(運転席ドア開口部に記載)

  • 設定されているオプションサイズの場合

    カーメーカーの指定空気圧に調整(運転席ドア開口部に記載)

  • オプション設定サイズ以外にインチアップする場合

    タイヤ販売店に相談し、最適な空気圧に調整(一般的にはタイヤを低偏平化すると車重を支えるタイヤの空気の容量が減少するので高めの空気圧が必要となります。適正空気圧は空気圧別荷重能力対応表に基づいて決定できます)

空気圧過多と空気圧不足で起こるトラブルとは?

空気圧は高すぎても低すぎてもいけません。
タイヤを早く劣化させたり、偏摩耗を起こしたり、傷を受けやすくなり危険です。
また、運転中にハンドルを取られたり、燃費にも影響を与えます。

空気圧過多と空気圧不足で走行すると起こるトラブル

空気圧過多

空気圧不足の時に負担がかかるタイヤの部分
  • センター部の偏摩耗(センター摩耗)を発生しやすくタイヤが長持ちしない。
  • 乗り心地が悪化する(跳ねる感じ)。
  • 傷を受けやすくなり、コード切れバーストに至る場合があるなど。

空気圧不足

空気圧過多の時に負担がかかるタイヤの部分

空気圧の点検・調整

空気圧点検方法と注意事項

ポイント1

月に1回は空気圧をチェック!

タイヤ接地部のたわみの状態から空気圧が不足していないかを日常的に点検し、月に一回はエアゲージで測定してしっかりチェックしましょう。

エアゲージ

ポイント2

空気圧点検・調整はタイヤが冷えている時に!

タイヤが暖まると熱膨張で空気圧も高くなっていますので、正確な点検・調整のためにタイヤが冷えているときに行いましょう。

ポイント3

空気圧調整は指定の数値を下回らず、上限は10%程度に!

クルマによっては高速走行時や乗車人員の変化により空気圧の調整を勧める場合もあります。
厳密に指定空気圧を守るのが一番ですが、安全上から見て指定の数値を下回らないようにし、上限は10%程度にとどめましょう。

ポイント4

バルブからの空気漏れやホイールの変形等も点検!

チューブレスバルブもゴム製品なので劣化します。空気漏れは、洗剤などを溶かした水をバルブ付近につけ、泡ができるかどうかで判断できます。また、併せてホイールも変形などの異常がないかを点検しましょう。

ポイント5

スペアタイヤも点検!


注意

タイヤ空気圧は前輪・後輪で必ずしも同じとは限りません。FF車のように前輪に負担が多くかかる場合や、前後のタイヤで違うサイズを装着している場合、カーメーカーの判断により前輪と後輪で異なる空気圧が設定されていることがあります。

窒素ガス充填のメリット

タイヤの空気圧充填を窒素ガスにすると、空気と比べて抜けにくいのでより長く空気圧を保てます。
窒素ガスは透過性が低いだけでなく難燃性なので、航空機用タイヤのようにより高い安全性を求められる用途では窒素ガスが充填されています。

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